クリアリングで何がとっかかりになるかは誰にもわからない。言葉がきっかけではないときもある。
先日、自分のクリアリングを師匠に手伝ってもらっているとき急に感じるものがあった。師匠の顔をみて。クリアリングは根深いエネルギーを掘っていくものだから、そう簡単にはわからない。薄皮をはぐように少しずつ感じるのを重ねていく。そのときも、理屈では話はわかるけどエネルギーには中々響かなかった。でも、その師匠の表情が波紋となって私の中に広がって行った。言葉にするなら「え、何を言ってるの?」と本気でびっくりしている感じ。そこから、自分のエネルギーのズレが浸透していった。
例えば、日々の生活の中でのちょっとした文句や愚痴。これらもエネルギーでみると大抵はおかしい。だって、自分に降りかかっていることだよ?そんなの自分の管轄に決まってる。理不尽なことがあって当たり前、価値観が違う人がいて当たり前。ここはそういう玉石混交の世界。納得する人生を生きたいなら、どんなことも自分で対処するしかない。それを受け入れず、あの人はおかしい、これは変だと言うのは依存。今そんなことを感じている。
もう一つ感じたのは、こどもへの依存とコントロール。徐々に気づいたことだけど、うちの子は勉強がわりと得意で成績がいい。塾も家庭教師も、自宅学習もほぼなしで、先生達にAmazing!!!と言われまくって、今年から最も勉強するコースに編入した。そして出てきたのが、私の変なコントロールのエネルギー。是非この調子でいってほしい、でも大丈夫なのだろうか?と気になってしまう。あれこれ口を出したくなってしまう。これもエネルギーでみると百害あって一利なし。だってそれは親の欲だから。
親が安心したいために、親の世間体や見栄のためにこどもに口を出すのは、こどもの人生を破壊しているのと同じ。もちろんその年齢に合ったサポートは必要だけど、「自分で感じて、体験する」これ以上に価値あるものはない。それを親の欲で奪うなんて、絶対にしてはいけない。極端な話、親がコントロールして学業優秀になるくらいなら、こどもが自分にコントロールを持って落ちぶれたほうが断然いい。(そもそも自分にコントロールがあれば落ちぶれないけども…)
そんなことより自分の人生はどうした。こどもの成績に一喜一憂するより自分の人生に一喜一憂しようよ。
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