体に巻きついて宿るエネルギー クリアリングの衝撃

 

2週間前、パリのルーブル美術館にて。デモの影響もなく、いい時間を過ごすことができました。パリ全体も素晴らしかったですが、ルーブル美術館のエネルギーは圧巻でした!アートにあまり詳しくない私でも一つ一つの作品のエネルギーに触れるような感覚を体験できました。

 


先日あるセッションで感じたエネルギーのかたまりについて。

エネルギーワークにはマニュアルが一切ありません。セッションもクリアリングも、エネルギーを感じて進むだけ。どこに辿りつくかなんて誰にもわからない。感じきってクリアになったら、それが正解。そのときはちゃんとわかります。

セッションの後半、クライアントさんの右側にエネルギーのかたまりが動いているのを感じました。風のように、右側から煽ってくるような感じ。かたちはないものの表情が感じられます。不気味な微笑みと、「楽になりたいんでしょう?」という悪魔のような囁き。

楽になるとは、クライアントさんが本来の人生から脱線することを意味します。よくない方向に誘導しようと、体に巻きつくような動きもみせます。このエネルギーは一体何なのか。

それはクライアントさんの一部でもあり、その人の母親の一部でもあるというのが私が感じたことです。つまり貰い物のエネルギーということですが。クライアントさんの心に度々出てくるというネガティブな感情や、母親のコントロールに負けてしまう傾向がそのエネルギーとぴったり重なります。


このセッションの翌日、私の体のある部分にも同じエネルギーが宿っているのを感じました。セッションで貰ったわけではなく、私も親からの貰い物として持っているのです。程度の差はあれ、この手のエネルギーを自覚なく持っている人は多いと思います。本来の自分の心を吸いとって、直感を鈍らせる依存のエネルギーです。

依存のクリアリングに取り組んで気づいたことがたくさんあります。

1番の収穫は、人は愛やお金が足りなかったから依存するのではなく、依存のエネルギーを貰ったから依存するというシンプルな法則に気づいたことです。依存の強さと幼少期に貰った愛や環境の違いは、意外と連動しないのです。手厚い環境で育っても満たされない人はいるし、過酷な環境で育っても恨みつらみが少ない人もいます。

依存のエネルギーを持っていたら、どんな状況にいても満たされないし、環境や人のせいにします。自分の正当性を保つために記憶も変わるし、都合のいい思い違いや思い込み、とんでもなく歪んだ解釈もします。

こういうエネルギーと共に生きるのは本人も周囲も本当に大変です。でも、その原因は誰かのせいではなく、自分が依存のエネルギーを貰ったというだけなのです…………(生まれてから何十年も、親のせい環境のせいと無意識に御託をならべて生きてきた私は、これが腑に落ちたとき本当に衝撃をうけました)


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