天然のスケートリンク。これは2週間ほど前の写真。
この数日後にいきなり初夏が訪れたかと思ったら、昨日から再び冬が来たようです。オランダの気候はまぁ大体こんな感じです(笑)。
今日は友人がBento(日本食レストランのテイクアウト)を持って遊びにきてくれました。気のおけない友人と美味しいものを食べながらおしゃべりするのが何より大好きな私。夜間外出禁止令のあおりを受けつつ、なんだかんだで楽しくやっています。
オランダ人が「安くておいしい」と言う日本食レストランには正直あまり期待していなかったのですが(経験に裏打ちされた偏見です💧)、今日のBentoはおいしかったです!Benkeiというお店だそうです。
友人と話していて思いだしたことがあります。5年前の話です。
一人目の子を妊娠してから6年ほど、実父と連絡を断っていました。いわゆる絶縁の状態です。母はすでに亡くなっており、兄弟のいない私にとって父と母方の祖母が唯一の生きている肉親だったのですが、当時は親を受け入れることがどうしても出来ませんでした。
この6年間で感じたことは非常に多く、その一つが「親との関係を改善しないまま他の人間関係や現実をどんなに改善しようとしても、絶対に歪みができる。」ということでした。どんな親でも仲良くしなければいけないという意味ではなく、自分の感情の問題です。
親に対してネガティブな感情が渦巻いたままでいると、力づくで頑張ってもそのネガティブなエネルギーが自分の人生の端々に滲みでてしまい、結局うまくいかなくなるのです。
私は絶対に自分は悪くない、絶対に歩み寄らないと心に決めていたし、親を恨んだまま幸せに生きてやる!と思っていたし、幸せなつもりでいたのですが。
二人目の子を授かったあたりから人生に暗雲が立ち込めはじめ、吸い込まれるように心理学を学びはじめました。このときはまだ「親を許さずに幸せに生きる方法」を探していたと思います。
その後エネルギーワークに出会い、初めてのセッションでこんな質問をしました。
「私はどうしても親を許せないんです。でも、、、許さなくても大丈夫ですかね?」
「許しても許さなくてもいいけど、許さなかったら自分のこどもとの関係で学ぶことになると思うよ。」と師匠に返され、「それは嫌だ!」と思ったのを覚えています。世の中においしい話などなく、何をしても学びからは逃げられないと直感で悟った瞬間でした。
それから本格的にエネルギーワークを学び、約1年後に初めてのクリアリングができて、父の感情が初めてわかりました。それまで納得できなかったことの意味がわかって、わだかまりが一つ消えました。その翌日に母方の祖母が急に亡くなり、お葬式で父と再会することになったのです。
このときは他にも偶然が重なって本当に絶妙なタイミングだったのですが、何より驚いたのは6年ぶりに会った父がスピリチュアルな人になっていたことです!以前は父も私もスピリチュアルのスの字もなく、半信半疑どころか疑い100%の人間だったのに、何がどうしたらこうなるのでしょうか。
断絶している間、父は趣味の武道をきっかけにエネルギーの世界に目覚め、考え方が180度変わったのだそうです。親子や家族の魂のつながりは深く、同じ学びを共有して学びあう関係とはいいますが、理屈では説明できない何かを強く感じた出来事でした。いずれにしても、父との関係を改善できたのは私の人生で最良の出来事の一つです。
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