【仕事とお金】当たり前のことが、依存がある人は大変に感じてしまう

今年のお正月、アーメラント島にて。まだ1ヶ月も経っていないのに、なんだか大昔のよう。

ひさしぶりのブログです。

ここ数ヶ月、依存のクリアリングに取り組んでいたら、クラスやセッションに依存で煮詰まっている人がどんどん集まってくる謎現象が起こり、やばい!これはもう自分のクリアリングを進めなければどうにもならない、、、と焦ったおかげで依存の学びが深まりました。本当にこの世界は学び合い、助け合いで出来ているなぁと思います。

頭ではわかっているけれど、繰り返す。現実が変わらない。もうその件については何年も何十年も考えている。こういうエネルギーはそう簡単にはクリアになりません。何度も何度もクリアリングに取り組んで、少しずつ端から崩していって、気づいたら違う世界が見えている、というイメージです。

クリアリングは本当に大仕事です。何十年もずっと自分の一部のようになっているエネルギーをなくすのですから。私も取り組んでいるときは、なんでわざわざこんな大変なことを?と毎回挫けかけます。でもやっぱり確実に変わるのがわかっているし、わけもわからず現実で痛い思いをして学ぶより断然いいので頑張るのですが!

さて、今日は依存と仕事やお金についてです。

今日、父と話していて「オランダに住んで、自営業でしっかり稼いで税金も納めているなんて、度胸あるね」と言われたのですが、いや〜私からしたら、やりたくもない仕事に貴重な時間と労力を注いで、やりたいことを諦めて生きるほうがよっぽど怖いし無理だわと思いました。

でも、私も会社員だった頃は「自営業は選ばれし人にしか出来ないことだ、自分には無理だ。」と思っていました。実際に自営業になってみたら、やるべきことをやればいいだけで、特別なことは何もありません。個人的には会社員のほうが大変でした。これは時代の影響もあるのかな。ものすごくいい待遇や安定が約束されていたら会社員で頑張れちゃったかもしれない。(エネルギー的にはよくないですが…)

なぜ会社員のときのほうが大変で、自営業の今のほうが楽なのか。それは依存がなくなったからです。

組織で働いていると人間関係や状況から逃げづらく、自営業は環境も人間関係も自分で選べるからストレスが少ないという見方もできるかもしれませんが、どちらかというと、会社員の頃の悩み、不満だったことがどうでもよくなった。そんなこと言ってられなくなったのです。

そういえば会社員の頃は鬱っぽくなってた、ときには仕事を休んだり仕事のクオリティが落ちたりもしてた、でも自営業の今そんなことをしたら生きていけなくなります。何か問題があったらさっさと解決するしかありませんし、考えても仕方ないことは問題にもなりません。この、自分のエネルギーをポジティブな方向に余すことなく使いきる生き方がとても心地よくて楽なのです。

私がこうなれたのは、状況が味方してくれた面もあります。自分が稼ぐしかない状況、誰かのお金をあてに出来ない状況だったから、仕事とお金が整ったのだと思います。

依存のエネルギー問題がある人で、誰かから金銭的に援助してもらっていたり、働かなくても生きていける環境にいる人は、仕事やお金がどうしてもうまくいかなくなります。自分としては頑張っているつもりでも、無意識に依存してしまうので本領を発揮できないのです。

もう一つ、似たような話ですが、お金の問題がある人で「私はお金を稼ぐことがすごく大変だと思い込んでいるんです。」と言う人がよくいます。

これは「大変だと思い込んでいるだけで本当はもっと楽に稼げるよ〜」という話ではなく、依存がない人には大変ではない普通のことが、依存がある人には大変に感じてしまうということです。同じ現実でも、その人のエネルギー次第で感じ方が変わるのです。


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