今年のオランダは夏がほぼなかったです。ま、いっか。
エネルギーワークをしていると感情の土台の部分がすごく安定するので、季節や天気やその他の不可抗力な出来事に翻弄されることはほぼなくなります。クリアリングで感情に向き合うときはもちろん揺れますが。
さて。最近、占い師としての活動が増えてきている私ですが(※入口は占いですが中身はエネルギーワークです)、その中ですごく思ったことがあります。
それは「そういえば私、本当は今頃もう再婚して、こどもも増えているはずだったんだよなぁ。」ってことです。
今から9年くらい前、離婚するとき、占い師さんや霊媒師さんに未来をみてもらっていました。元々そういうものには懐疑的でしたけど、それでも何かに縋りたくなるほど、当時はすごく不安だったんだと思います。依存心が強かったし、頼れる身内もなく、こどもたちを養っていけるのか?と。
結果としては余裕で生きていけたどころか海外移住まで実現して、全体的に元気が有り余ってる感じですが(笑) 思考の世界にいたら絶対に無理だったと思います。※思考の世界=感情問題の世界、親のエネルギー世界です。
で、その当時、占い師や霊媒師、サイキックの友人などに必ず言われたのが「36歳で経済力のある人に出会って、2年後くらいに結婚する」「もう一人こどもを産む」「結婚後もあなたは仕事を続ける」です。
そのときは結婚or パートナーがいること、こどもが増えること=絶対的な幸せと思っていたから、じゃあ離婚しても大丈夫だ!やったー!なんて思ったりもしました。今思うと、なんて自分本位で浅はかだったんだろうと思います。一度は好きになって結婚した相手と離婚するのに全体的に感情が軽すぎるし、こどもの気持ちも全然考えてなかったなって。
余談ですが、少し前にうちの子が「もう赤ちゃん産まないの?赤ちゃんくればいいのに」と無邪気に聞いてきて、「多分ないと思うけど、仮に赤ちゃんを産むとしたら、赤ちゃんだけでなく成人男性も家族に自動的に加わることになると思うけど、それについてはどう?」と聞いたら、「え…それは絶対に嫌。」とのことで。私ももし自分がこどもだったら、自分の意志とは関係なく他人のおじさんが家族に加わるとか絶対に嫌です。そのあたりは個々の家庭や経緯やこどもの性格によっても違うのかもしれませんけど。
そんなわけで今は件の予言とは全然違う人生を生きています。
もしエネルギーワークをしていなかったら。多分ほぼ占い師の予言に近い人生になっただろうと思います。
思考で再婚して、こどもを産んで、「これが幸せ」とされているものを追いかけながら辻褄合わせをして。そう思うと心底ゾッとします。感情問題があるかぎり相手や環境が変わっても現実の学びを繰り返すだけだし、それが自分が本当に求めている人生ではないことが、今はわかるからです。
エネルギーワークをはじめてしばらくすると、それまで幸せだと思っていたもののメッキが剥がれて真実がみえてくることがあります。それらの多くは喜ばしくない現実として表面化します。※全員がそうなるわけではないです。
愛だと思っていたものが、実は依存やコントロールだったり。信頼だと思っていたものが単なる利害関係だったり。人間関係や家族のかたちさえも変わるかもしれません。
自分のエネルギーのモードが変われば、人生のルートも流れも大きく変わります。すごく当たる占い師の予言が思いっきり外れたりもするのです。
未来は変わる。変えられる。素晴らしいと思いませんか?自分で未来をつくれるなんて!
思考ベースで生きてたら、たぶん再婚していた。こどもも増えていたかもしれない。でも方向転換して、感じるベースで生きるようになったから、そうなっていない。
かたちだけみたら、残念だったり何かを失っているように見えるかもしれません。
今、実際に感じるベースで生きていると、かたちだけの幸せ、どこかから借りてきた価値観、それらすべてがマガイモノだったとわかります。理屈ではなく、感じて、今このときを生きることが出来て初めて、自分が本当は何を求めているかがわかるのです。
今すごく幸せです。冷えてほぼ死んでいた体のすみずみに温かい血がゆきわたり、細胞の一粒一粒が生き生きと動きだしたかのような、あざやかな充実感を感じています。
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