政治や報道はエネルギーでみる

保存食づくり。ニンニクの皮むきは息子の仕事です。

昨夜はオランダのニュース(NOS)のコロナウィルス特集のようなものを、穴が開くほどじーっとみました。

ニュースをみるときは、いつも言葉や内容ではなくエネルギーをみます。それが最も確実だから。

言葉では誤魔化せても、エネルギーは絶対に誤魔化せません。

日本の政治はひどい、報道は嘘だらけ、というのも確かにそうですが、だから他の国が完璧なわけではなく、それぞれの課題があります。

オランダの人々(メディアにでるような人々)は、とても頭がよくて演出がうまいなぁと思います。でも、誠実で正直かというと・・・

言わされていることも多いし、言えないことも多いみたいだし、言っている本人も核心をわかっていないのでは?と感じました。

ニュースの最中に、出演していた大臣にお知らせの紙が渡されて、「たった今オランダで初のコロナウィルス感染者が」と生放送で発表したんですよね。

リアルタイムで一部始終をみていましたが、ちょっと出来すぎたシナリオでは?と思ってしまいました。

何かを隠している人のエネルギーは、すごく特徴的です。その人も、その人の周囲の背景も、すごく平面的になって奥行きがなくなるのです。

あとは、分厚い毛布のようなエネルギーに覆われているようにみえることもあります。

昨日ニュースに出演していた専門家の方々の一人も、正にそうでした。

日頃から感じますが、本当にオランダは賢い国です。

巧妙に書かれた脚本と演出、出演者の役割分担も完璧!オランダの人々はこういう危機に慣れていないらしく、そのあたりも的確に把握して、甘すぎず苦すぎず、絶妙な匙加減。

※純粋に感じたことを書いているだけで、誰かや何かを批判したいわけではありません。

「政府がひどい、報道を信じられない」と憤っても仕方のないこと。最初からわかっていることです。

もちろん政治や報道の世界には素晴らしい方々もたくさんおられると思いますが、大きな視点でみると。

一市民として、人として責任をもって生きることはとても大切だし、自分もそうありたいと常に思っています。

政治や報道に絶望したり憤るのは、コントロールを向こうにとられている状態です。

こういうときこそ自分にコントロールを強く持ち、破れかぶれの情報のなかから自分に必要なものを読みとらなければならないと思います。

どんな状況でも、工夫して楽しみをみつけながら幸せに生きてゆきたいものです。

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