【被害者をやめて、自分になる。 】

心の世界に興味をもつようになったのは、いつからだったか。

大学受験をするとき心理系の学科に行きたくて、親から反対された覚えがある。

社会人になって働きながら大学に通って、臨床心理学を学んだのは30歳くらいの頃。

その後ACについて学んだものの、腑に落ちきらなくて、エネルギーワークに辿りついて今がある。

今日は、AC(アダルトチルドレン)や、クリアリングについて書きます。


これはACだけでなく、DVやいじめ等についても言えることだけど、ひどいことをされた、ということに時間差で気づく人は多い。

例えば、虐待されている最中に「これは虐待だ。」と正しく認識してしまったら、なかなか正気ではいられない。

自分の心を守るために、全然違う解釈をする。「自分が悪いから」と思うことで心のバランスをとるケースは非常に多い。

現実とズレた解釈をすると、感情が封印される。そして現実の見方が歪む。それが生きづらさの原因になる。

「私は悪くなかった。」「親が悪い。」「ひどい。」いうような感情を感じることは、回復の過程では必要だと思う。

だけど、その感情にとどまっていると、前に進めない。

私がACの勉強をしているときに、どうしても超えられない壁がこれだった。

自分が被害者の立ち位置でいる間は、親のドラマの世界から抜け出せない。


エネルギーワークで行うクリアリングの最大の特徴は、自分の感情と親の感情の両方を同等に扱い、同じように感じきること。

あらゆるフィルターを外して、ジャッジを外して、魂ひとつの状態になって、それぞれの感情を感じきる。

(感情を感じきるには、感受性の高さだけでなく、念の強さやその他の感じるスキルが不可欠なので、レギュラークラスは段階的に感じる力を上げていく構成になっています。)

エネルギーを感じきれたら本質がわかる。被害者も加害者もない、上下も優劣もない。

私は心理学にもACの学びにも救われたし、自分を取り戻すのに必要なプロセスだったと今も思っている。

でも。誰かを恨んだり、憎んだり、なかったことにしたりしていると、本来の自分から、どんどん離れていく。

生きづらさを感じている人、自分に誠実に生きたい人には、エネルギーワークは本当におすすめです。

 

実践的エネルギーワークとは

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