オランダの夏は、とても明るい。(そして冬は、とても暗い…笑)
陽が落ちるのは午後10時前後です。
最近ご新規の方が多いので、今日はクリアリングの進め方について書きます。
まず第一に、クリアリングの具体的な流れは千差万別。
「感じる」ことがすべてです。感じ方は人によって様々なので、マニュアル化できないのです。
感じる=直感。クラスで行う様々なエクササイズは、直感力を高めるためのもの。
直感を磨くこと。自分の課題と向き合う覚悟をすること。
この二つがクリアリングを進めるための一番の近道です。
時間と根気は必要ですが、しっかり継続して学べば必ずクリアリングができるようになります。
(対面でのセッションやクラスは、オランダのデン・ハーグにて行なっています。対面・スカイプそれぞれのメリット・デメリットがありますが、どちらもエネルギーの成長には支障はありません。エネルギーに距離や時間は関係ありません。)
クリアリングについてご質問をいただくことが多々あります。
クラスやセッションでクリアリングについて学んでも、感覚として腑に落ちるまでには時間がかかります。浮遊と思考が原因です。
感情は、冷静に筋道をたてて説明できるものではなく、ふつふつとわきあがるもの。抑えてもでてくるもの。
自分の中でナレーションが流れるような感覚があったり、他の人に論理的に説明できたりするのなら思考です。
まずは、感情を探りましょう。自問しましょう。どんな気持ち?どんな感情?本当はどう感じてるの???
感じることは、簡単ではありません。簡単には感じられないからこそ、現実の問題になってでてくるのです。
何度か自問したくらいでは、本当の感情はでてきません。
何度ノックしても返事のないドアを、それでもしつこくノックする。自問を繰り返すことがとても大切です。
(自宅近くの森。)
エネルギーベース(感じるベース)で日々自問して生きていれば、感情は必ずでてきます。
でてきた感情をしっかり感じること。感じて自覚すること。これが第一歩。
感情を感じている最中に「これが感情問題・・・?」と感じられたらベストですが、とくに最初のうちはエネルギーに飲み込まれてしまうので、少し時間が経ってから振り返って感じなおせれば十分だと思います。
自分にはこういうエネルギーがある。これは自分のエネルギーなんだ、と自覚すること。
例えば怒りの感情であれば、それまで「こういう状況で怒るのは普通。」とか「ありえない。」とか思っていた自分の常識やジャッジを外して、自分にベクトルを向けて、感情をエネルギーとしてみること。
今現在の感情を感じたら、過去に同じような感情を感じたときを探っていきます。
今そのエネルギーがあるのなら、かならず過去に何度も同じ感情を感じています。
相手や現実のかたちではなく、自分のエネルギー(感情)を感じることがポイント。
自分のエネルギーのパターンをみて理解して自覚を深めること。
ここまでしっかりできれば次の突破口はかならず見えてきます。
ポイントは、思考ではなく、理由や背景ではなく、感じることです。
感情は、思考とはまったく別のところにあります。
例えば、何か相手に嫌なことをされて、自分が嫌な気持ちになったとき、相手から「嫌なことをした理由」を理路整然と説明されたら、納得できますか?
理由を説明されることより、相手が自分の気持ちを感じとって、反省したり謝罪したり、それを言動や行動で示してくれることのほうが重要だと思います。
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