人を嫌いになる理由

いつかのワッデン海。

この人が嫌いだと感じる、嫉妬する、イライラするなど、何らかのネガティブな感情がわきあがって翻弄される相手。エネルギーベースでみると、こういうときは自分のエネルギーが相手のエネルギーに反応しているときです。反応する原因は自分のネガティブなエネルギーが相手に刺激されるからです。

ここで重要なのは、自分がネガティブなエネルギーをもっていることが原因で、相手は実はまったく関係がないということです。

例えば、自分が特定の何かについて劣等感や嫉妬のエネルギーをもっているとき、その何かに優れている人をみると「恵まれている人はずるい」「なんで私はこうなんだろう」など自分の感情が強くでてきて相手に好意的に関われないことがあります。

ですが仮に状況はまったく同じでも、自分がそういうエネルギーをもっていなければ憧れや尊敬などのポジティブな気持ちで相手と関わることができるかもしれません。

相手や状況は変わらなくても自分のエネルギー次第で感じ方は変わります。

この人が嫌いと感じる相手の多くはダミーで、本命は親です。

親が嫌いという意味ではなく、親との関わりで納得がいっていない部分、愛がスムーズに循環しなかったところが感情問題になります。その長年の感情の滞りをどうにか解消しようとして、自分のネガティブな感情を引きだしてくれる相手と出会って学びがはじまります。同じ課題をもっている相手に反応しているケースもありますが、そうではない相手に一方的に反応することもあります。

相手は愛のある関わりをしてくれているのに、自分のエネルギーフィルターがかかると悪人にみえてしまうこともあります。

感情問題のはじまりは親との関係にあります。ということは、親が悪いのでしょうか?エネルギーワークの答えはノーです。依存の問題がある人には理解が難しいかもしれません。

もちろん誰がどうみても行いが悪い親はいます。親の言動や行動のよしあしではなく、自分のエネルギーは誰が管理して誰が責任をもつのか?という視点でみると、大人であれば親ではなく自分なのです。

自分の感情は自分だけのもの。親を含め他人や環境をコントロールすることはできませんが、そのコントロールできない現実にどう対処するか、どう生きるかは自分がコントロールを持たざるをえない部分です。

 


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