この人を信じていいのか。信じきれない。信じていたのに裏切られた。
課題が煮詰まってくると、こんな感情がでてくることが時々あります。
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相手が自分を裏切った。それは相手の問題。悪いのは相手ではないのか?
この場合、裏切ったのは相手の問題で、裏切られたのは自分の問題です。
そして私達が対処して改善・解決できるのはいつだって自分の問題だけ。
相手の問題を解決しようとしても、相手を責めても恨んでも、メリットはひとつもありません。
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裏切られる、というエネルギーを自分がもっているから現実化したのです。
誰かを信じるときは、「この人を信じる」と決めた自分を信じきるのです。
「裏切られるのではないか」「本当に信じていいのか」という疑念があると、かならず現実化します。
疑念のエネルギーをもっていない人からみたら「それがどうかしたの?」というような些細なことが、とても大きな不満や疑いになり、「裏切られる」というドラマをつくってしまうのです。
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何を信じられないのか?
人によってパターンは様々ですが、突き詰めていくと愛を信じられないのです。
自分が信じられないせいで、本当はある愛を感じられない。
どんなに愛されても、自分が愛を感じられないのなら愛されていないのと同じです。
信頼のクリアリングが進むと、それまで自分のなかで信じていたことが裏返ります。
ぜったいに許せない!とわなわなしていた相手に、愛と感謝がわいてきたりします。
自分への信頼が強くなればなるほど世界は広がります。
そして、それまで見逃していた愛や幸せをたくさんキャッチできるようになります。