自分のメリットではなく、相手の気持ちを受けとる。

【3月・4月のクラスにお申込みいただいた皆様へ】お申込みありがとうございました。今週中に日程を調整・確定して受付メールをお送りする予定です。少々お待ちくださいませ。

最近ちょっとうれしかったことがあります。

それは、親しい友人から「変わったね。」と言われたこと。

ここのところ、お金のことでプレッシャーを感じていて、この友人が親身にアドバイスをくれていました。

オランダは私のような勝手に移住してきた外国人にも福祉が手厚い国だと思うのですが、その分だけ支出(税金)も多く、いくつかの税金にその他の支払いが重なって今年の2月3月は私にとっては本当に信じられない額の請求なのです。

とは言っても、それで生活が立ちゆかなくなるわけではなく気分的なものだったのですが、そんなことを友人に話したら、さすがオランダ人!凄まじい行動力と問題解決能力で、とにかく支出を押さえるべき、引っ越すべき!と豊かな人脈を駆使して次々と物件をみつけては情報を送ってくれました。

私自身は今より条件のいい家があるなら引っ越してもいいかなくらいの気持ちで、ただ支出を減らすための引越しをするつもりはなかったので、それを伝えて話は終わりました。ちなみに彼が紹介してくれた物件は「やっぱりオランダ人の経済観念ってすごい・・・」と強烈に印象に残るものばかりでした(笑) 私は多少高くても居心地のいい気に入った家に住みたい派なのですが、「えっ!ここに家族3人で住むの?す、住めるの!?」というような物件もありました。とことん安さ重視&その他は度外視なのです!

そのことについて、後日会ったときに「的外れな提案しちゃって気を悪くさせていたらごめん。」と言われたので、「いやいや、その気持ちが本当にうれしかったよ。」と答えたら、冒頭の「変わったね。」を返されたのです。この1年の数々の記憶とクリアリングが頭をよぎり、とても感慨深かったです。

以前の私は、相手が親身になってアドバイスをしてくれても、それが自分に有益ではなかったら「違う、こういう情報がほしいの!」と主張するだけで、相手の優しさに気づいていなかったのです。思えば、どうでもいい話から意見がぶつかって議論することが多かったです。「前はちょっとピリピリしてたけど今のSayoはゆったりしてる。どんな意見も大らかに受け入れるよね。」と言われました。

自分のメリット(自分にとって有益かどうか)ではなく相手の気持ちを受けとれる自分になれたことが何よりもうれしかったです。

優しくしたら噛みついてくる、議論になるって結構ひどいですよね。そんな私に付き合ってくれていた友人には感謝するばかりです。きっと傷ついたり、嫌な気持ちになったりしたこともあったはず。「Sayoは自分と違って育ちが複雑だから仕方ない」「人の優しさに慣れていないから」(って、まるで野良犬みたいですね、、、)などと思っていたそうです。客観的にみたら彼のほうが複雑な環境で育っていると思うのですが、環境の影響をどう受けるか、どのくらい受けるかは個々の性質によって違うので一概には言えません。

余談ですが、ちょうど2年前に友人と出会った印象をインスタグラムにのせていました。このときはこんなに仲良くなると思っていなかったけれど。この人のエネルギーはすごくいい!と出会った瞬間に感じた直感は間違っていなかったです。

 


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