コロナウィルスのニュースについて

最近オランダでは嵐がつづいています。(写真は昨年末の一時帰国のときのものです)

この嵐の音が私はすごく苦手で、日々地味に消耗しております・・・。

昨年までは気にならなかったので、引っ越して家が変わったからなのかな?

今の家は森や大きな公園が近くにあって、家そのものも前より開放的なつくりなので、より音がダイレクトに伝わるのかもしれません。

ここのところ、コロナウィルスのニュースに、とても心を痛めて心配しています。

ウィルスそのものも気がかりですが、2011年の福島第一原発事故後の混乱に近いものを感じています。

原発事故当時、私は会社員で、赤ちゃんだった息子を保育園に預けて働いていたのですが、事故を知ってすぐに「逃げたい」と感じました。自分だけだったらまだしも、幼い息子への放射能の影響がとても怖かったのです。

ですが、当時は身の丈に合わない住宅ローンもあって生活はカツカツ。会社を辞めて生きていくなんて考えたこともなく。

強い違和感を感じながらも、しばらくは「危ないのではないか」という直感と向き合いきれないまま普通に暮らしていました。

水や食べ物やパスポートの準備など、できる範囲で直感に従った選択をしていましたが、それでも「この場所は安心できない」という直感が常に心にありました。

その後、様々なきっかけがあって2013年に九州に移住して、その数年後にオランダにきました。

人によって考え方、感じ方は違うと思います。そして、それでいいと思います。

私は、あのとき直感を信じて動いて本当によかったと思っています。

どんな状況であっても、自分の直感以上に信頼できるものはありません。

多くの方が、自分の直感を信頼して、お互いの直感を尊重して、この困難を乗り越えることができますように。

 

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