誰もいなかった

新居のあるエリアには、歪なエネルギーが飛びかう。

この人はいつも私の話を流す。だから私は本当に話したいことが話せない。

この人は何かを誤魔化そうとしている。どういうつもりなのか。

この人は私にだけ意地悪、それを他の人に隠している。なぜ私を侮辱するのか、許せない。

そんな不快でしかない感情を探っていくと、幼少期、親との関係に辿りつくと思っていたが、、、

それは通過点だった。

その先には誰もいなかったし、何もなかった。私を傷つけた人は、誰もいなかった。

ふとエネルギーの残像を感じた。とても悲しくて苦しい。

何度も確認した、でもやっぱり、私を傷つけた人はいなかった。そこには誰もいなかった。

 

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