「お母さんは大好きだけどお父さんは嫌いです。」という人 / 親のエネルギーフィルター

オランダにも夏が来ました!

今年は春がなかったです。冬から夏へ。(そしてまた急に冬の気温になる可能性も大いにあります…💧)

今日は「親のフィルターを通して世界をみている」例を一つ紹介します。

クラスやセッションでご両親についてのお話を伺っていて「おや?」と思うことがあります。

「お母さんとは仲がよくて大好きなんだけど、お父さんは大嫌い。」とか、「お父さんのことは尊敬してる。でもお母さんに対してはわだかまりが残ってる。」とか、両親どちらかへの偏った感情が出てくると一瞬その人のエネルギーが澱むのです。

ネガティブな感情ではなく、片方の親へは盲信的とも思えるほど深い信頼があって、もう片方の親には関心があまりない・・・などというケースも同様です。一見するとポジティブにみえる感情も実は感情問題であることがあります。

これはどういうことなのか。

こどもは本来とても純粋無垢ですから、どんな親のことも無条件に愛しています。xxだから親が好きor 嫌いなんてことはなく、親のエゴや駄目な部分もすべて凌駕する大きな愛ですべてを受け入れています。(※だから親がこどもに何をしてもいいという意味ではありません。) これは胎児〜2,3歳くらいまでの傾向です。この年齢でも波長や相性の合う合わないはあるかもしれませんが、それは感情の偏りとは違う、もっとナチュラルなものです。

親への感情の偏りが出てくるのは3~4歳以降です。つまり親のエネルギーフィルターを貰ってからです。

ものすごく親のことを悪く(or 素晴らしく)思っているようだけど、話を聞いていると何かがすごく引っかかって「本当なのかなぁ?」と感じるときがあるのです。

どの夫婦もお互いのエネルギーのバランスがぴったり合って学び合いの関係になっているので、どちらか片方は素晴らしい人で片方は駄目な人なんてことはあり得ないのです。これは離婚した夫婦にも言えることです。相手側に問題があったから離婚したという人がいますが、少なくとも結婚していた間はお互いのエネルギーレベルが同等だったはずです。

これを紐解いてクリアにしていくと、意外なことがわかります。

例えば「お父さんは我儘で人に冷たくて嫌な人だった。」と思っていたのは実は自分ではなく、お母さんがお父さんに対して感じていたことだった。お父さんは自分に対しては我儘でも冷たくもなく優しいお父さんだったのだけれども、お母さんの感情を貰った瞬間から自分の記憶と感情が書き換えられていた・・・など。

このあたりが腑に落ちると、人によってはかなりの衝撃です。

普通に暮らしている人は「これは親からの貰いものの感情。」なんて思わず、感じる感情はすべて自分の感情、価値観、考え方という理解で日々過ごしているはずです。もう何十年も信じてきたものが実は違うなんて、まず考えません。

ですが今現在の問題や課題の原因を突き詰めていくと、そもそも最初の理解が間違っていたというケースはすごく多いのです。

「夫としては最低だったけれども、父親としてはまぁまぁだった。」という男性も中にはいます。そこでお母さん目線の「最低の夫、一生許さない。」という感情を貰ってしまうと「最低の父親」という認識になり、本当はあったはずのいいところも見られなくなります。

親のありのままの姿を見られないということは、人生で出会うすべての人に対しても同じようにフィルターをかけて見てしまうということです。これは本当にもったいないことです。

一人でも多くの人に、本来の自分として人と関わり、ありのままの相手を感じる喜びを味わっていただきたいなと思っています。


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