爪に素麺が刺さったはなし / 感情問題 / 軸

時間が経つのが長いような、短いような、最近ずっと不思議な感じです。

今日は、ちょっとした出来事をきっかけにでてきた感情問題と軸について書こうと思います。(※できるだけ生々しい表現は避けますが、怪我や痛みの話がでてきます。苦手な方はご注意ください。)

 

1ヶ月くらい前。夜に台所で洗い物をしていると、急に左手の親指に激痛が走りました。お鍋にこびりついた何かを爪で取ろうとしていたときです。

指の見ためはとくに変わりなく。何が起きたのかさっぱりわからないけれど、なぜか痛みはひかない。

とりあえずアーニカ(Arnica)のレメディを摂取したものの、1時間くらい経っても痛みが落ちつかず、徐々に赤く腫れてきたようにもみえ、、よくよくみると!親指の爪と皮膚のあいだに、すっと白く何かが刺さっている?しかも爪の根元あたりまで。

乾いた素麺のかけらが爪の隙間に運悪く入り込んでしまったようです。こういうのって一体どれだけの確率なのでしょう。。。ある意味、奇跡?全然ありがたくないけど。

もともと痛いのが苦手なので、このときはずーっと「いたい〜〜〜!」と言いつづけていました。

こどもたちは心配してケアしてくれつつ、「まあお母さんは大袈裟だからねぇ」という冷静さもみえつつ、だったかな。

怪我に効きそうなレメディをいくつか摂取したり、エネルギー調整したり、いろいろ試みたものの、痛みに負けて軸がブレていたせいか効果なし。

友人に連絡して相談しようにも「爪と皮膚のあいだに素麺が深く刺さった。」なんてマニアックな経験のある人がどれだけいるのでしょうか。夜更けだし。

そうだ、私にはGoogle先生がいる!というわけでインターネットで調べたところ、とてつもなく恐ろしい情報ばかりが出てきて軸が吹っ飛びました。「感染症のリスクが。今すぐ病院へ」「そんなに深いなら爪を剥がして処置するしかない」「もし治療しなかったら指を切X」みたいな、、、もう本当に怖れの渦に飲み込まれた。

こどもをおいて病院には行けない。かと言って、このコロナの時期に誰かにこどもを預けるのはハードルが高い。そもそも今の時期にこんなあほな怪我で医療機関に負担をかけたくない、など、いろんな感情がぐるぐるして少々パニックに。指もけっこう腫れてきて曲げられず、痛みが腕まで響く、、、

ここで私の感情問題が一気にでてきます。それは「誰かに頼りたい」「誰かになんとかしてほしい」というもの。

ちなみに、私は本来は冷静で自分で何でも出来てしまうタイプ。この感情問題とは正反対の、自立した人間です。

頼りたくなったのは、日頃からとても親しくしている友達。学びの相手。学びの相手って凸と凹みたいにエネルギーの課題がピシッとハマるので、私の「頼りたいエネ」に呼応する「頼られたいエネ」を彼はもっているのです。(しかし、いくら呼応してもエネ問題なので凸凹が完璧に収まることは決してないのです。)

早速「どうしよう!」と勢いよく連絡したところ、「う〜ん、とりあえず命に別条はないんだよね?明日の朝にハウスアーツ(病院)に電話してみたら?」と非常に冷静な返事が。何しろ学びの相手ですから、欲しがると得られない→頼りたがると頼らせてもらえないという現実をしっかり見せてくれるんですよね。

ここで「あっ頼れないんだ、そうだよねー、エネルギーの法則のとおりだわ!」と軸が戻った私。急にシャキッとして、名案が次々と浮かんできました。

ドンピシャのレメディが頭に浮かび、自然療法の本が本棚にあることを思いだし、そこに書いてあることを素直に実行。ケアに必要なものは、すべて手元にあった。完璧!

ネットで調べなおしたら、こわくない情報も普通にでてきました(笑)どうなってるのかしら?自分でなんとするしかないと覚悟を決めたら世界が変わるって、こういうことですね。

 

パニックに陥って友達に連絡して、軸が戻って新たな処置を終えるまで、ほんの20分ほど。嵐のような時間でした…。

そうこうしていると異物がにゅるにゅると勝手にでてきて、数日後には腫れや痛みもなくなりました!もし軸がブレたままだったらと思うとゾッとします。

不安や恐怖に翻弄されたり、情報に軸をとられたりするのではなく、自分に軸をもつことって本当にたいせつ。

軸が自分にあるからこそ、チャンスや可能性を見落とすことなくベストな選択ができるのだと実感した出来事でした。

 

 

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