海外移住/こどもの教育

2016年夏、初めてのオランダ。当時、息子6歳、娘4歳。

このときはドイツ移住を模索していて、ドイツを下見したついでに隣のオランダに立ち寄った。

電車で国境を超えた瞬間、エネルギーがガラッと変わって、強い直感を感じたのを覚えている。

ここに住みたい、住むだろう、と強く感じた。エネルギーがグルーヴする感覚というのかなあ。

それから移住するまで約1年、葛藤や壁は多々あったものの、結果的に直感のとおりになった。

今日は海外移住やこどもについて書きます。

我が家はいわゆる教育移住ではありません。

まず、親である私が海外に住みたい、海外で生きられる自分になりたいという気持ちがありました。

その気持ちを軸に、大切な我が子にも負担が少なさそうで、家族みんなが健やかに暮らせそうな場所ということで、オランダ移住にチャレンジしました。

自分にも、こどもにも、ちょうどいい場所を探したという感じかな。

日本にいた頃は自然育児やオルタナティブ教育が好きで、実践もしていたので、自然豊かな場所でホームスクーリングしたいな、という気持ちもありました。

しかし。シングルマザーである私がしっかり稼がねばならない経済状況、さらに私は決して器の大きい人間ではないので(ひとりの時間がないと爆発する。自然は好きだけど怠惰なので文明の恩恵をうけるほうが性に合う。)、スーパー先進国のオランダを選んだ次第です。そして今のところ大満足しています。

引っ越して1年目。オランダ現地校のグループ1&2(日本の年中・年長の合同クラス)に通っていた娘が学校から持って帰ってくる紙には、ひらがなが書いてあった。なんというか、オランダって自由なんだ、すごく。


我が家の教育方針(というほど立派なものは何もないですが。)は、エネルギーワークそのもの。

「こどもにこうなってほしい」という願いや希望があるんだったら自分がそれを体現する。お手本になる。

自分ができていないことは、こどもに求めない。

こどもに何かを求めたくなったら、自分を省みる。そうすれば必ず自分が改善すべき課題が見つかる。

その課題は、何ができる/できないなどの表層的なことではなく、ちゃんと自分を生きているか、という本質的な問いに繋がっている。

なんて偉そうなことを言っても、もちろん親としての課題は山ほどあるし、人間としても問題だらけなんだけど(ほんとうに。。。)、私は、つねに試行錯誤して向上しつづける自分の生き方に誇りをもっている。

だから我が子には、私みたいに「これが自分」というものが見つかったらいいね、と思っている。どんなかたちでも。

具体的にこういう職業についてほしいとか、こんな人になってほしいとかは、全くない。

しっかり学んで成長して、自分らしい人生を送ってほしいな。それが幸せだと思うから。

こどもの勉強についての考えや取り組みは、オランダにきて大きく変わった。

私は親から勉強しなさいと言われたことが一切なく、学歴は中途半端。学力は全然ない。

幸い仕事する能力がわりとあったので、学力不足で不自由を感じたことがなかった。

だから、こどもの勉強についても以前は関心がうすくて、とくに何もしていなかった。

今は、そう思っていない。

無理のない範囲で、最大限の力を引き出してあげたいと思うし、その子に合わせたサポートをしている(つもり、、試行錯誤の日々)。

こんなふうに考えが変わったのは、エネルギーワークのおかげ。クリアリングのおかげ。

「自由にのびのび」と、手抜きやほったらかしは、実は全然違うことだと気づけたから。

親として「これでOK」と思える日は永遠にこないと思うけど、我が子と共に学ぶ日々は本当に楽しくて、ありがたくて幸せです。

こどものために生きることと、自分のために生きることは両立する。エネルギーベースでみたら、両立する以外ない。

両立できないと感じるのなら、それはクリアリングのポイントです。

 

最近のクラスやセッションで、移住やこどもとの関わりについての話題が多かったので、書きました。

何かの参考になれば嬉しいです。

 

実践的エネルギーワークとは

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