欠如と承認欲求の根底にあるもの

人は誰もが完璧に満たされることはなく、常に何かしらの欠如がある。

もしかしたら、「私は常に完璧に満たされていて欠如などない」という人もいるかもしれない。そういう人はそれでいいと思う。だけど私には、そういう人の多くは本当はある欠如を感じていないだけのように思える。

欠如は誰にでもある。何故なら魂とは常に成長を求めていて、そのために自ら欠如をつくり、欠如から何かを学び成長していくものだから。

だから欠如の原因は、実は親ではなく、周囲の人や環境でもなく、自分自身にある。欠如を感じるような状況を自ら求め、欠如のある現実を自らつくりだしている。

様々な欠如は、様々な承認欲求というかたちで現実化する。その欲求の強さと感じ方には個人差があるが、多少の差はあれど欠如と承認欲求は人生を難しくする。

その承認欲求と欠如をなくす方法を後天的に身につけるのが、このエネルギーワークだ。

具体的な方法はクラスで学んでいただくとして、つまりどういうことなのか?をざっくり言うと、

「人の心は変えられないけれど、自分の心の持ちようは自分で自由に変えられるし、コントロールできるようになる。」ということ。

この「変えられる」に一切の負荷はない。矯正ではない。幼少期の1シーンをやり直して歪みを正すことで、重たい感情と感情のパターンが根こそぎゴッソリ消える。

承認欲求の根底には「満たされない思い」があるけれど、そこに「本当は満たしてもらえるはずなのに」いう勘違いがあるから不満になる。残念ながら、あなたが感じてきた「満たされなさ」こそが現実であり真実だ。

こういう相手への期待や、相手をコントロールできるはずという思いこみが、エネルギーの歪みをつくる。

期待に応えてもらえるかどうかは相手次第で、相手の心も行動もコントロールはできない。自分の不満はお門違いだということが深いところで理解できれば、そして自分の承認欲求は永遠に満たされないことが腑に落ちれば、欠如と承認欲求はあっさり消える。

そしてエネルギーが軽くなり現実が変わる。同じ人生を生きながら全く違う人生を生きているかのように、軽やかな「今」を生きられるようになる。

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