クロッカス休暇の中盤、予定していた仕事が急きょ延期になって、お天気もよさそう!ということで一泊二日でエフテリングに行ってきました。
エフテリングはオランダの伝統的なメルヘン系テーマパーク。
とくにテーマパーク好きではないのですが、ここは前々から行ってみたかった!とっても楽しかったです。
「お城の遊園地?女の子が行くところでしょ?」なんて言ってた息子(9歳)もどハマりして、高揚のあまり園内を走って移動していました。笑。
ここ数ヶ月、自分への挑戦の意味も含めて、段階的に仕事の量を増やしています。
多くのセッションやクラスを行うには、それに見合ったエネルギー体力が不可欠。
負荷をかけるほど力は強くなり、感覚は研ぎすまされる、、、
決して甘くないけれど、確かな成長を実感できるエネルギーワークが大好きです。
最近、海外移住や海外での起業についてのご相談を多くいただいています。
結論からいうと、クリアリングが進めば、お金や仕事の課題は必ず解決します。
一気に状況が変わることもあるし、徐々に変化していって気づいたら問題がなくなっていた、ということもあります。
昨日ふと気づいたことがあります。
それは、「海外で、しかも日本人が多くないオランダで、現地の言葉も喋れずにビジネスがうまくいくわけがない。少ない日本人を相手にビジネスが成り立つわけがない。」という一般論(なのだろうか)をずっと信じていたけれど、少なくとも現時点の私に当てはまってないな、ジャッジだったな、ということ。
とは言っても、上記の一般論は、すごく真っ当な考え方だと思います。
私としても、いろんな国の人にエネルギーワークの素晴らしさを体感してもらいたいと常々思っているし、オランダ語の広告も出して、通訳してくれる方の手配もしています。
ですが、日本人のクライアントさんのクラスやセッションでスケジュールが埋まっていて、その他まで手がまわっていないのが現状です。本当にありがたいことです。
私は一般的なお勤めの家庭で育ちました。祖父母や親族も、みんな雇われて働いてきた人たちです。記憶のかぎり、親族で自営業を経験している人はひとりもいません。
そういう影響もあって、以前は自分が自営業で生活するイメージができなかったし、何をすればいいのかもわかりませんでした。
そんな中で、仕事やお金についてのクリアリングを重ねながら現実を整えてきました。
ひとつのクリアリングを紹介します。何かの参考になれば幸いです。
起業したんだけど、うまくいかない、
何をすればいいのかわからない、
直感でオランダに来たものの、何をどうすればいいのか見当もつかない、
お金のことが不安で仕方ない、
これらの課題の根本にあったのは「依存」のエネルギーでした。
誰かに頼らなければ生きていけない、自分でお金が稼げるわけがない、
自分の人生を誰かに預けて、難しいことや面倒なことは全部よろしく、おいしいところだけ欲しいです、という感じです。
(文字にして書くと、なんだかすごくひどい人ですね、、、でもまあそれが現実でした。)
もちろん人はひとりでは生きていけません。私は今までも今もたくさんの人に助けられています。
ただし依存のエネルギーがあると「自分がしてもらうこと」でいっぱいになるので「自分が誰かに与える」ことが抜けます。それが、いろんなトラブルや困難の原因になります。
依存のエネルギーがある人の特徴のひとつは「人に頼るのが苦手」ということです。
依存が前提にあるので、人にお願いすることがとてつもなく重く感じます。実際に人に頼ったら、頼られたほうも重さを感じます。
「奪う/奪われる」という前提の世界を生きているので、もし自分が人に頼られたときは損得で判断する傾向もあります。
自分にメリットがあること以外は興味が持てないのが、依存の特徴です。
クリアリングで掘り下げたのは、母から貰っていた依存のパターン。見えてきたのは、
「女性は、安定した収入のある男性と結婚して養ってもらうのが一番いい。」というジャッジ、
「自分には本当は才能があるはず。でも、本気で挑戦して失敗したら『自分には才能がある』という幻想が崩れてしまう。現実をみるのが怖い、夢をみていたい。」という浮遊、
「愛されたい。でも、愛されている確信が持てない。自分にお金を出してくれる人、養ってくれる人=自分を愛してくれる人、と思えば寂しさが埋まるはず。」という思考、
「養ってくれる人=愛してくれる人、ならば、自分が経済力をつけたら都合が悪くなる。愛されなくなる。」という辻褄あわせ、
でした。ざっくりと書きましたが、これらを掘り下げて感じきってクリアにするまでに半年〜1年の時間をかけています。
自分と一体化しているエネルギーをクリアにして現実を変えるには、時間も労力もかかります。そして何より必要なのは、覚悟です。
どうにかして手放したい感情、変えたい現実があっても、長年ずっと慣れ親しんでいるエネルギーをクリアにする段階になると誰もが抵抗を感じます。不思議なことに。
その先の見通しが立たないことが怖いからです。人は、それがどんなことであっても予想できない未来に怖れを感じます。
一時的な経験ならまだしも、エネルギーがクリアになると、もう元の自分には戻れません。それは本当に素晴らしいことなのですが、クリアにできることが直感的にわかると、まず人は恐怖を感じるのです。
私の経験上、エネルギーがクリアになって悪いことはひとつもありません。
死ぬ覚悟で崖から飛びおりたら、空が飛べた!?という感じで、光の速さで現実が動きます。
それまでの自分の願望や想像をはるかに超える現実を生きられるようになります。
クリアリングの醍醐味はクリアになることにありますが、重要なのは取り組むことです。
クリアリングに取り組んでいるけれど、うまく進まない、できない、という期間もクリアリングの一部です。試行錯誤や葛藤がなければ、クリアになることはありません。
後になって気づくことですが、クリアリングに取り組んでいるときは、たくさんの奇跡や幸運が現実をサポートしてくれています。
頑張りましょう!
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