直感がわからない。どれが直感だかわからない。合っているかわからない。
エネルギーワークをはじめたばかりの方は、こんなふうに感じることが多いと思います。
ですが上級者になっても、教える仕事をしている私でもそう感じることは時々あります。
直感にもレベルがあります。xxxに行きたいとか、xxxを食べたいとか、xxが欲しいとか、
そういう即物的なwantを感じるのは簡単ですが、エネルギーワークの目的は魂の学びと成長です。
学びと成長のためのwant=直感は、いつだって自分の限界ギリギリのところを狙ってくるのです。
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直感がわからないとき、迷ったとき、どうすればいいのか?
「直感がでてくるまで待つ」というのもひとつの方法です。
ただし、この選択には注意と覚悟が必要です。
エネルギー上級者でも、課題にぶつかると「逃げ」と「待つ」を混同することがあるからです。
見極めるポイントは、覚悟があるかどうか。
待つだけ待って、もし直感が出てこなかったらどうするか。
自分の意に沿わない展開も受け入れる覚悟が必要なのです。
例えば私は、自分の中で感じるものがないときは仕事をしません。依頼がきてもお断りしています。
我儘だと思いますが、私にとってエネルギーワークの仕事はとても大切な聖域のようなものなので、
絶対に汚したくないのです。直感ではなくお金のために依頼を受けるのは、絶対に避けたいのです。
実際に、今まで何度か休業したことがあります。
お休みして、エネルギーワークをやりたい!という強い直感が出てくるまで、ひたすら待ちました。
クライアントさんが離れていくかもしれない、貯金がどんどん減っていく、家も引き払って帰国するしかないかもしれない。
それでも自分に嘘をつきたくない。直感に背いて生きるくらいなら、飢え死にしたほうがまだマシ。
直感を待つって、それくらいの覚悟と勇気が必要だと思います。
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もうひとつの方法は、「まず先に行動する」です。
やみくもに行動するのではなく、動きながら感じて軌道修正して、感情の純度を高めていきます。
最初は直感かどうかわからなくても、荒削りな何かでもいいのです。
試行錯誤して、手間ひまかけて掘り起こして、磨きあげていくからこそ光るし価値があるのです。
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直感がわからないから動かない。ではなく、直感を見つけるために先ず行動してみましょう。
わけがわからない、迷う、不安になる、そういう気持ちがあるのなら、それを感じましょう。
どんな感情でもいいのです。感じること=向き合うこと。向き合っていけば道はひらけます。