母方がサイキックの家系で、幼少期からスピリチュアルな感覚が日常にあった。
が、家族への反抗心が強く、占いやスピリチュアルなものを拒絶しながら育つ。
こどもの頃の愛読書は昭和中期の大相撲名鑑。相撲というより人の生き様や心の動きに強く惹かれた。
大学卒業後は呉服屋に就職し、ひたすら数字を追いかける日々。
目にみえない世界を否定するあまり、誰がみても絶対的にわかる価値=数字に夢中に。
年間のべ千人以上のお客様とお話する中で、あることに気づく。
なぜだか誰にも言えない悩みや心の苦しみを私だけに打ち明けてくれる人が多い。
精神疾患、トランスジェンダー、虐待、暴力、自殺、事件や事故のトラウマなど。
お店と何十年の付き合いだけど、あなたにだけ話す…と言われることも多かった。
プライベートでは肉親との断絶、結婚、離婚などを経験し人生の荒波にもまれる。
ストレスが体にでやすい体質で、救急搬送や入院を繰り返し「このままでは本当に死んでしまうかもしれない」と危機感をいだく。
人生の方向性を変えるべく、通信制の大学で前々から興味のあった臨床心理学を学ぶ。
2011年の原発事故を機に東京から福岡に移住。
当初は正統派の心理カウンセラー(臨床心理士)になるべく大学院を目指していたが、徐々に引っかかりを感じるようになる。
心理療法で一時的には楽になっても元に戻る人の多さ。
症状は一応なくなっても心にモヤがかかったままの人。
うわべをなぞるだけで核心に触れないカウンセリング。
ある著名な先生のもとで学んでいたとき、二十年近くそこで治療をうけている患者さんから話をきく機会があった。
ご本人はすごく回復したと言っているけれど(もちろんご本人が満足しているのなら何の問題もないのだけど)、客観的にみて「これだけ腕のあるセラピストが時間をかけて治療して、この程度の回復か…」と衝撃をうけた。
心の問題はそういうもの、根本的な治療や治癒は難しいもの。これが一般的な見解であり今の医療の限界かもしれない。
納得できなかった。
よりよいセラピーを探しつづけ、2014年、エネルギーワークに出会う。考えるまでもなく一瞬で「これだ!」と確信した。
現在オーストラリア在住のMaki Ikedaに師事し、2016年3月に独立。
2017年6月〜オランダ在住。
対面またはオンラインにて、エネルギーワークのクラスとセッションをおこなっています。