コントロール / 想定外の現実

気づけば2月も半ば。おかげさまで変わらず元気に過ごしています。

今日は、コントロールについて書きます。

クラスやセッションで個別に問題を掘り下げていくと、必ず出てくるのがコントロールの問題。

全世界の全人類を知っているわけではありませんが、コントロールの問題がない人っておそらくいないんじゃないかな?と思います。それを問題と捉えて解決しようとするか、こういうものだと受け入れて生きていくか、受け入れずに生きていくか、などは人によって違うと思いますが。何でもありです。

コントロールの法則は、とてもシンプル。

1、自分のコントロールを自分で持つ。

2、他人のコントロールを奪わない。(奪おうとしない)

これだけ。ですが、たったこれだけのことが、実はとても難しいのです。

例えばパートナーシップの問題で、「パートナーが私を理解してくれない。彼/彼女にはこんなに問題がある。」というお悩みは多いのですが、仮に相手にどんなに問題があったとしても(あるのは事実だと思います)、あなたが問題を感じている以上、それはあなたの問題なのです。あなたはあなたでしかないので、あなたの問題を解決するしかできません。

「あなたを理解しないパートナー」をあなたが理解しない、受け入れられない、パートナーに変わってほしいと思う、それはあなたのコントロールの問題です。エネルギーの法則でみていくと、自分が相手に発したものが返ってくるだけなので、もし相手から理解されていないと感じるのなら、あなたが同じくらい相手を理解していないということです。ですが、現実の問題の真っ只中にいるときに、これを腑に落として理解するのは本当に難しいことです。

エネルギー上級者になると「まだ自覚はできていないんだけど」と、自覚していないことを自覚するようになります(笑)エネルギーの問題を自覚することがいかに難しいか、その自覚のなさが現実の問題をつくっているかを自覚することは、よりよい現実を生きるために非常に重要です。何か問題が起きて、自分は絶対に正しい!と強く思うときは要注意です。

コントロールの問題は、人以外に対しても起こります。

例えば、楽しみにしていたお出かけの日に天気が悪いとか、電車が遅れて予定が変わったとか、予定外、想定外の出来事に強いストレスを感じるのはコントロールの問題が原因です。

もちろん誰でも多少のストレスは感じると思いますが、なかなか気持ちが切り替えられない、変化に柔軟に対応できない、などは自分のコントロールがブレているからです。

天気や電車のトラブルは、自分にはコントロールできないこと。コントロールできるのは自分だけ。

自分にコントロールを持つということは、何でも無理やり思いどおりにすることではなく、思いどおりにならない現実に対して柔軟に対応できること。ストレスを感じず自然に、「柔軟に対応しなくては」なんて考えることもなく。そして最大のポイントは、常に中心に自分のwantがあることです。

楽しみにしていた予定がなくなったり変わったりすると、ガッカリするのは事実。ですが、本当の目的は「その予定をやり遂げる」ことではなく、「楽しい時間を過ごす」ことだったはずです。そして、どんな状況であっても、自分の本当のwantのためにできることが必ずあります。

 

 

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