コントロールを自分で持てている人、持てていない人

今日はコントロールについて書きます。

手や足、骨や筋肉の不調はコントロールの問題とリンクしています。背中や腰が痛いなども同様です。自分のコントロールがうまく取れず、身動きしづらくなるイメージです。感情問題が体の症状として出やすい人もいれば、出にくい人もいます。「何も症状がない=エネルギーの状態がいい」というわけではありません。

(この記事に限ったことではありませんが、あくまでエネルギーワークの見方です。科学的な根拠はありませんので、「そういう捉え方もあるのかな?」という感覚で読んでいただくようお願いいたします。)

 

コントロールとは、軸。自分に軸を持つ。他人の軸を奪わない(奪おうとしない)。たったこれだけのことが実は非常に難しいのです。

例えば、自分の車を自分で運転しているイメージです。運転中に隣の車の動きが気になって、相手の車の窓まで手を伸ばして、ハンドルを奪ってかわりに運転しようとしたら(そんなことは不可能ですが)、自分の車が運転できなくなってしまいます。または、自分が運転中に誰かが窓から乗り込んできてハンドルを奪ってきたら、大変なことになるはずです。「コントロールを自分に持てていない」「人のコントロールを取りたがる」「人にコントロールを預ける」とはこういう状態です。

自分のコントロールを持てている人は、人のコントロールを奪おうとはしません。そして、誰かがコントロールを奪おうとしてきても、人にコントロールを渡すことは絶対にありません。頑ななわけではなく、隙がないのです。自分にコントロールを持てている人は様々な現実に柔軟に対処できます。自分のハンドルを自分で握っているから自由自在に動けるのです。

自分のコントロールが持てていない人は、自分のかわりに誰かや何かをコントロールすることで擬似的に「コントロールを持てた感覚」を味わおうとします。

自分の思いどおりにならない人(または状況)にイライラする、ガッカリする、悲しくなる、どうにか思いどおりにしようとする、などは典型的なコントロールのパターンです。

コントロールの対象は人だけではありません。お金を必要以上に貯め込んだり、家を徹底的に管理したりする人もいます。貯金や家の管理そのものは悪いことではありませんが、欲しいものがあってお金もあるのに買えないとか、家具が1ミリでもズレたら気になるので来客にピリピリするとか、結果的に本人も周囲も幸せになっていないのなら、それはコントロールの問題です。逆に、タバコやお酒を止めたいのにやめられない、片付けられない、時間やお金の管理ができないなどもコントロールの問題です。

また、自分の軸を人に預ける傾向もあります。人に流される、自分で決められない、誰かに決めてもらおうとする、など。その反面、柔軟性がなく、人の助言を素直に聞けず反発したり、人間関係が円滑にいかなかったりもします。

多少の差はあれ誰もがコントロールの問題を持っています。コントロール問題の出方は人によって様々です。そして、その下の層に感じたくなかった感情が必ず隠れています。

 

 

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